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2016年1月21日(木)

軍事費 総額5兆円超す

補正予算成立 辰巳議員が反対討論

参院本会議

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(写真)反対討論する辰巳孝太郎議員=20日、参院本会議

 2015年度補正予算が20日の参院本会議で、自民、公明両党などの賛成多数で可決・成立しました。日本共産党、民主党、社民党、生活の党などが反対。日本共産党の辰巳孝太郎議員が反対討論に立ち、消費税10%への増税中止と大企業・富裕層への応分の負担を求め、憲法違反の戦争法の廃止を主張しました。

 辰巳氏は冒頭、長野県で15日に起きたバス事故の犠牲者に哀悼の意を表明し、負傷者へのお見舞いを述べました。バス事業参入の規制緩和と運転手の長時間労働を抜本的に見直し、このような事故が二度と起こらないよう国会が責任を果たすことを求めました。

 そのうえで辰巳氏は、審議を通じて「安倍政権の国民生活軽視の政治姿勢がいっそう明らかになった」と批判。政府が消費税率10%に増税すると1世帯あたり3万5000円の負担増になるとの答弁を覆し、6万2000円に上ることを認めたことにふれ、「国民を欺いて増税するなどこれほどの背信行為はない」と述べ、増税の中止を求めました。

 さらに、軍事費が補正予算と2015年度本予算を合わせると過去最高の5兆1718億円になると指摘し、戦争法を財政面から支えるもので認められないと表明しました。

 環太平洋連携協定(TPP)についても、反対の声を押し切り、自民党自身の公約すらほごにして「大筋合意」したことを批判し、TPPからの撤退を迫りました。

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