2016年1月20日(水)
安倍首相は憲法に従え
4回目 演劇人の会「19日」抗議
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演劇、音楽、舞踊など舞台表現に関わる人たちでつくる「安保法制と安倍政権の暴走を許さない演劇人・舞台表現者の会」は19日朝、都内13カ所と神奈川、京都の駅頭で、戦争法反対のプラカードを掲げ無言で持つ「サイレント・スタンディング」を行いました。
この行動は、戦争法成立阻止を目指して昨年9月16日に初めて行われました。その後、「国会で強行された19日を忘れない」ようにと、毎月19日朝8時半から一斉に駅頭に立ち続け、今回で4回目になります。
雪が残り冷たい風が吹くなか、東京都新宿区の新宿御苑前駅では、青年劇場有志の13人が参加。手作りの「日本を戦争する国にさせるな!! 安倍政治ぜったいはんたい!」「STOP! 戦争する国」などと書かれたプラカードのほか、戦争法廃止を求める2000万署名も掲げて道行く人々に訴えました。
行動に参加した福島明夫さん(青年劇場代表)は、「こちらを見る人々や、『頑張ってください』と声をかけてくれる人もいた」と手ごたえを語りました。
新宿区の信濃町駅前で行動した文学座有志の西川信廣さん(演出家)は「声をかけてくる人や、写真を撮っていく人もいました。前回『憲法9条を守れ』では弱いと通りがかりの人から言われ、『憲法に従え』と掲げました。まだまだ政権に批判的だったり、不安や疑問を持っている人は多く、関心も高いと感じました」といいます。