2016年1月19日(火)
基地のない宜野湾へ
24日投票 シムラ市長候補と翁長知事遊説
「オール沖縄」の力で解決
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基地のない平和で子育てしやすい宜野湾へ―。大激戦の沖縄県宜野湾市長選(24日投票)で、「オール沖縄」のシムラ恵一郎候補(63)は終日、幹線道路から狭い路地にいたるまで、翁長雄志知事とともに市内をくまなく遊説しました。
シムラ候補は、「街のど真ん中にある普天間基地を一日も早く閉鎖・返還していかないといけない。これが宜野湾市民のいちばんの願いだ」と述べ、「翁長知事とともに実現へ取り組んでいく」と訴えました。
県内の子どもの貧困率が37%に達していることに触れ、「宜野湾を基地のある街から平和な街、子育てしやすい街に変えていく」と決意をこめました。
知事は、シムラ候補は38年間、県庁で要職をこなした街づくりの専門家であると紹介。「保守と革新を乗り越えた『オール沖縄』の新しい大きな力で基地、暮らしの問題を解決していくため、シムラさんと二人三脚でがんばっていきたい」と強調しました。知事の訴えに呼応した自動車のクラクションが相次ぎました。
シムラ候補と翁長知事は最後まで、そろって勝利を訴える構えです。