2016年1月17日(日)
戦争法廃止へ野党共闘こそ
市田副委員長が講演
党奈良県委の新春のつどい
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日本共産党の市田忠義副委員長・参院議員は16日、党奈良県委員会が斑鳩(いかるが)町で開いた新春のつどいで記念講演し、「参院選の対決軸は、民主主義か独裁かです。立憲主義・民主主義を取り戻そうとするすべての勢力が大同団結して勝利しよう」と呼びかけました。
いずみ信丈参院選挙区予定候補があいさつ。
市田氏は、「安倍政権は、戦争法、沖縄の新基地、TPP、原発、暮らし、どの問題でも個人のうえに国家を置く、個人の尊厳をないがしろにする独裁政治です。世論と運動で退陣に追い込もう」と訴えました。
「戦争法廃止の国民連合政府」について、立ち上がった国民の「野党は結集」の声にこたえるのが政党の責任と語りました。「好き嫌いを、恋愛ではないのだから、言っている場合でない。誠実に粘り強く野党共闘へ力を尽くす」と話すと、大きな拍手が起きました。
社会医療法人健生会の稲次直樹名誉理事長が応援のあいさつをしました。
党地方議員が壇上に並び、山村さちほ県議団長があいさつ。やつお春雄、山田みつよ両広陵町議が町議選(3月29日告示)に向け決意表明しました。
帰省中に知人に誘われ党演説会に初めて参加した女性(38)は「戦争法をなくすために私もできることから始めたい」と話しました。