2016年1月17日(日)
宜野湾市長選きょう告示
翁長知事応援受け シムラ氏全力
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大激戦が続く沖縄県宜野湾市長選(17日告示、24日投票)で“横一線”から抜け出し、何としても当選をと「オール沖縄」のシムラ恵一郎氏(63)=新=は16日、翁長雄志知事の応援を受け、全力で訴えました。
伊佐地域では約30人の女性とともに訴えました。シムラ候補は「普天間基地の一日も早い運用停止を目指す」ことや人口比で県内最悪の待機児童の解消と中学校卒業までの医療費完全無料化などを訴え、「子どもの貧困対策につながる」と実現への決意を語りました。
翁長知事は3人の運動員とともに路地裏での2分間演説を市内各所で続け、「宜野湾市民の課題はたくさんあります。私とシムラ候補は、子どもの貧困や待機児童の解決など力を合わせて取り組みます。シムラ候補に宜野湾市の将来を託してほしい」と呼びかけました。
知事の声を耳にして家からでてきた女性(45)は「辺野古の新基地も許してはいけないし、普天間基地もいらない。シムラ候補を応援します」と話しました。「知事がこんなに狭いところまで来るのですね。負けられません」と話す人もいました。