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2016年1月11日(月)

名護 山下書記局長、稲嶺市長・住民と懇談

沖縄 日本政治の中心課題に

爆音訴訟の原告団とも

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(写真)名護市辺野古周辺の東海岸で暮らす住民たちと懇談。あいさつするのは山下芳生書記局長=10日、沖縄県名護市汀間

 日本共産党の山下芳生書記局長は10日、いせだ良子参院比例予定候補とともに沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設反対のたたかいを激励し、宜野湾市で普天間基地の爆音訴訟をたたかう原告団と懇談しました。

 座り込みが続く辺野古の浜でヘリ基地反対協の安次富(あしとみ)浩共同代表と懇談。ゲート前では座り込み参加者を激励し、「オール沖縄のたたかいをオールジャパンに発展させ、日本の政治を変えたい」と呼びかけました。

 新基地が建設されれば大きな被害を受ける汀間(ていま)区では、新名善治区長の案内で、「基地交付金に頼らず住民の手で地域づくりを」と住民たちが地域提案型事業で整備をすすめている840メートルの遊歩道を視察し、住民ら約40人との懇談会に出席しました。

 懇談会の冒頭、新基地建設に反対する二見以北住民の会の松田藤子会長があいさつ。住民からは「なぜ沖縄にばかり基地を押し付けるのか」「工事を止めるために国会で追及してほしい」などの切々とした訴えが続きました。市長の頭ごしに基地周辺の交付金が出されようとしている問題では、「基地被害がないと一方で言っておきながら国のお金を支払っていいのか」などの批判の声が出されました。

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(写真)懇談する稲嶺進名護市長(左)と山下芳生書記局長=10日、沖縄県名護市

 山下氏は、昨年3月に同区の住民から聞き取った新基地建設に対する怒りの声を国会論戦で追及したと報告。「沖縄の問題が日本の政治の中心課題となっている」と強調。2014年の衆院選小選挙区でのオール沖縄の勝利に触れ、「沖縄のたたかいに学んだ力が広がって、戦争法廃止の壮大なたたかいになっている」と語りました。その上で、「主権者として政府を変えようというところまで発展している」と述べ、「参院選で自民、公明を退場させよう」と訴えました。

 名護市役所で稲嶺進市長を訪問。山下氏は宜野湾市長選にもふれながら普天間基地の無条件返還でこそ問題が解決すると強調しました。

 稲嶺市長は、今年が基地問題の大きなヤマ場であると応じ、「安倍政権に対して、まとまって立ち向かう体制をさらに強めなければいけない」と述べました。

 宜野湾市で爆音訴訟原告団と懇談。原告団からは、オスプレイの飛行で「ミニバイクの防犯ブザーが鳴った」「デジタルテレビが真っ黒になった」などの実態が出されました。

 この行動には「うまんちゅの会」の具志堅徹県議、日本共産党の仲里克次名護市議、知念吉男・宜野湾市議が同行しました。


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