2016年1月11日(月)
統一候補 熊本から国会に
参院選挙区 阿部氏にエール、1000人が集会
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戦争法を廃止させ、立憲主義、民主主義を取り戻そうと「1・10熊本集会・パレード」が熊本市の辛島公園でありました。
参院熊本選挙区(改選数1)に市民と野党が共同で擁立した無所属統一予定候補の阿部広美氏(49)を国会に押し上げようと1000人以上が駆けつけ、決意を固め合いました。戦争法廃止の一致点で結集・賛同した50以上の市民グループなどでつくる「戦争させない・9条壊すな!くまもとネット」の主催です。
阿部氏は、「国は国民を大切にしているとは思えない。命までアメリカに差し出すつもりか」と批判しました。高校時代に憲法9条を学び、弁護士として「弁護士9条の会」を立ち上げ、当初から平和活動に取り組み、女性問題や貧困問題などでも弱者の立場で働いてきたと紹介。「生活を奪い、命まで奪おうとする政治を何とかしたい。助けての声も上げられない人や接することができず苦しんでいる人もたくさんいる」と立候補を決意。「政治家になり手を差し伸べる役割を与えられるのなら、政治の世界に飛び込みたい」と力を込めました。
リレートークで参加者は、「政治を変えるスーパーマンは待っていても現れない。一人ひとりがかかわり変えていくしかない。理想の社会を私たちの手でつくろう」などと訴えました。