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2016年1月9日(土)

適切な施工管理が必要

党くい打ち対策チーム 国交省から聞き取り

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(写真)国交省から聞き取り調査をする(右から)本村、辰巳、穀田の各議員=8日、国会内

 日本共産党国会議員団「くい打ち工事偽装問題対策チーム」(責任者・穀田恵二衆院議員)は8日、昨年末に国土交通省の有識者対策委員会が発表した「中間とりまとめ報告書」について同省から聞き取り調査をしました。穀田、本村伸子両衆院議員と辰巳孝太郎参院議員が参加しました。

 穀田氏は、建設現場の重層構造問題がなぜ変わらないのか、現場の実態を踏まえ、問題にメスを入れてほしいと要望しました。

 辰巳氏は「報告書」が「適切な施工管理を補完するための工事監理ガイドラインを策定する」と打ち出したことに、横浜の傾斜マンンションの工事監理者は、元請け三井住友建設の1級建築士であり、設計、施工、工事監理が一体だったと指摘。「補完的な」ガイドラインだけで、適切なチェックができるのかと疑問を呈しました。

 議論で「データ偽装問題を法的に規制すべき」との意見に、同省は「建物の安全性には影響はなかった。過剰規制になる」と否定的な姿勢を示しました。


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