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2016年1月5日(火)

開始された国民の新たな歩み 政治の変革につなげる年に

党旗びらき 志位委員長があいさつ

参院選での勝利・躍進を

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 日本共産党は4日、2016年の党旗びらきを党本部で行いました。志位和夫委員長があいさつに立ち、戦争法反対のたたかいを通じて昨年から今年にかけて日本で起こっているうねりについて、「日本の歴史でも初めての市民革命的な動きが開始された」と強調し、「今年を、開始された日本国民の新たな歩みを日本の政治の変革につなげる年にするために、全力をあげて奮闘しよう」と訴えました。半年後に迫った参院選での勝利・躍進と、強く大きな党づくりを力強く呼びかけました。(あいさつ全文)


写真

(写真)2016年党旗びらき。あいさつするのは志位和夫委員長=4日、党本部

 16年をどういう年にするか―。志位氏は、(1)「戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府」の実現の扉を開く(2)安倍政権の暴走を止め、政治の転換をはかる(3)参議院選挙の勝利・躍進、強く大きな日本共産党の実現を―の三つの柱で語りました。

 この中で志位氏は、「戦争法廃止の国民連合政府」の「提案」が国民の運動の中から必然性をもって出てきたものであることを強調するとともに、日本の政治の危機打開という点でも「これしかない」という必然性をもっているものであることを訴えました。

 そして、「紆余(うよ)曲折があっても、必ずこういう方向に日本の政治は進みます。昨年開始された国民の新しい歩みは、必ず新しい政治を生み出す力となって働く。これが私たちの確信です」と力を込めました。

 さらに志位氏は、「1強」といわれる安倍政権の実体が決して「強く」はないことを、自民党の国民的基盤の衰退と、主要政策が国民的には少数派であることなどから解明。「国民の運動を広げ、野党が結束すれば必ず倒せます。あらゆる分野で一致点に基づく共闘―『一点共闘』を広げに広げ、安倍政権を退陣に追い込み、政治の転換を図る年にするためにおおいに奮闘しようではありませんか」と訴えました。

 志位氏は、参議院選挙の勝利・躍進にむけ、すべての1人区で野党共闘を実現し、自公を打ち負かすために全力を尽くすとともに、日本共産党の躍進のために全力をあげると表明。(1)日本共産党の躍進で「戦争法廃止の国民連合政府」を実現しよう(2)あらゆる分野での安倍政権の暴走ストップ、政治の転換の願いを日本共産党へ―という二つの柱で躍進を訴えてたたかうと決意を述べました。

 さらに、「国民連合政府」の実現のためにも、当面する参院選、総選挙で躍進を勝ち取るうえでも、強く大きな党をつくる仕事に新たな情熱を傾けてとりくむことを強く訴えました。沖縄県宜野湾市長選挙でのシムラ恵一郎候補の必勝のために全国の支援を呼びかけました。

 最後に志位氏が、「国民連合政府」が目的とする立憲主義の回復が「個人の尊厳を回復し、守り、大切にする社会をつくろうということ」であることを力説し、「今年を日本の政治の変革という点でも、日本共産党の躍進という点でも、新しい歴史をつくる年にしていくために、力を尽くして奮闘しようではありませんか」と呼びかけると、大きな拍手がおきました。


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