2015年12月26日(土)

５野党統一候補を確認

日本共産党熊本県委

（写真）会見で取り下げを発表した（右から）日高、芋生、山本の各氏＝25日、熊本県庁

　来年の参院選の熊本選挙区(改選数1)で無所属の市民・野党統一候補として阿部広美氏（４９）を擁立することを受け、日本共産党熊本県委員会は２５日、県庁で記者会見をし、７月に立候補を表明していた党公認の芋生（いもう）よしや氏（６１）の立候補を取り下げることを発表しました。

　会見で日高伸哉党県委員長は統一候補について、市民団体からの「野党は結束してほしい」の声に応え、５野党で協議して無所属の統一候補の擁立を確認し、市民団体とも協議して合意に至ったもので、立憲主義、民主主義の破壊という異常事態の打開という「国民的大義の上に立って決断した｣と述べました｡

　芋生氏は候補として、安倍政権暴走ストップ、戦争法廃止を訴え、多くの声が寄せられたと紹介。住民の声を聞き、国会に届ける議席が必要だと実感したとして「阿部さんは戦争法反対の運動の先頭に立ち、弁護士としても労働、女性、貧困などの問題に取り組んでいる素晴らしい候補。全力で応援したい」と話しました。

　会見には、山本伸裕県議が同席しました。