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2015年12月18日(金)

子どもに銃体験 抗議

滋賀の基地祭 空自に住民団体

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(写真)分屯基地の担当者(右端)に申し入れる、あいば野平和運動連絡会の人たち=17日、滋賀県高島市

 滋賀県の、あいば野平和運動連絡会は17日、高島市にある航空自衛隊饗庭野(あいばの)分屯基地で11月28日に行われた基地祭(一般開放)で、子どもを含めた来場者に模擬銃を持たせ銃の操作を体験させたことに対し、分屯基地司令あての抗議文を提出しました。

 早藤吉男共同代表ら8人が基地を訪れました。早藤氏らは「子どもに銃を触れさせる行為は、15歳未満の児童の軍隊、武装集団への採用を禁じたジュネーブ条約や子どもの権利条約の趣旨に反し許されない。陸上自衛隊では、市民団体から銃刀法違反と告発され、銃操作体験を中止している」と指摘。「戦争法が成立した今、子どもたちに戦争体験をさせ、青少年を戦場に駆り立てる危険な企てであり強く抗議する。今後、子どもたちに銃などあらゆる武器の接触体験をさせないように」と申し入れました。担当者は「司令に伝える」とこたえました。

 日本共産党の森脇徹、粟津泰蔵両市議が参加しました。


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