2015年12月16日(水)
新人王を表彰
囲碁・許三段 将棋・菅井七段
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囲碁第40期新人王戦(しんぶん赤旗主催)で入段3年目にして優勝した許家元(きょ・かげん)三段(17)と、将棋第46期新人王戦(同)でラストチャンスをものにし初優勝した菅井竜也(すがい・たつや)七段(23)の表彰式が15日、東京都港区の明治記念館でおこなわれました。
小木曽陽司赤旗編集局長が「新人王戦らしく若手が活躍、ファンを楽しませてくれた」とあいさつし、優勝カップ、賞金目録を贈呈。山城宏日本棋院副理事長、瀬戸大樹関西棋院理事、谷川浩司日本将棋連盟会長がそれぞれあいさつし、両新人王に賞状を贈りました。
新人王の師匠、囲碁の高林拓二六段、将棋の井上慶太九段が祝辞をのべました。
許新人王は「今年の新人王戦は苦しい碁が多かったのですが、優勝できて本当にうれしかった。これからも、もっと上を目指して頑張っていきたい」とのべ、菅井新人王は「奨励会三段相手に負けられないというプレッシャーの中で結果を出せてよかった。新人王に恥じない将棋を指していきたい」と決意を語りました。