2015年12月16日(水)
「国民連合政府」決意語る
小池副委員長がラジオ出演
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日本共産党の小池晃副委員長は15日放送のニッポン放送「ザ・ボイス そこまで言うか!」に出演し、日本共産党が提案した戦争法廃止の「国民連合政府」について、東京新聞論説副主幹の長谷川幸洋氏と議論しました。
同番組では戦争法に関して「中国脅威論」が話題になりました。
小池氏は「中国の問題で、なぜ『集団的自衛権』なのか」「日本が攻撃されれば、自衛隊の力も含めて、侵略を阻止するのは当然だが、戦争法は日本が攻撃されていない時の話だ。中東やアフリカに出て行って戦争するための法律だ」と強調。もしも不測の事態があれば、「国民連合政府」では、戦争法成立以前の自衛隊法などで対応すると説明しました。
長谷川氏は、日本共産党の外交について質問しました。
小池氏は、安倍政権が韓国との関係を冷え込ませたことにふれ「アジア外交の桎梏(しっこく)になっているのは歴史認識です。過去の侵略戦争に対し、きちっとモノが言えないと、まともな関係をつくれない」と指摘。日本共産党と韓国政界との交流のなかでは、日本の侵略戦争に反対した共産党に韓国側が信頼を寄せてくれることを紹介し、「一番、正面からアジアの国と向き合えるのが共産党です。アジアとの関係をつくるうえで共産党しか果たせない大きな役割がある」と語りました。
小池氏は「とにかく安倍政権の暴走はとめないといけない」と強調。各地で戦争法廃止を求める市民団体が野党共闘を求めて統一候補を擁立する動きがあることにもふれ、「国民連合政府」実現に向けた決意を語りました。