2015年12月16日(水)
広げよう2000万署名 総がかり行動実行委 各地で戦争法廃止訴え
「日本が心配」とペン
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国民の声で戦争法を廃止に追い込もうと15日、全国各地で「戦争法廃止を求める2000万署名」への協力を訴える宣伝行動がおこなわれました。この行動は、総がかり行動実行委員会が、毎月第3火曜日に呼びかけているものです。
東京では終日、各地で宣伝が行われました。正午に、新宿駅前で取り組まれた宣伝には、35人が参加。約1時間で52人から署名が集まりました。同実行委の構成団体である憲法共同センターが、毎月15日に沖縄米軍新基地建設反対の宣伝をしている日本平和委員会と共同して行いました。
各団体の代表が次つぎとマイクを握り、「戦争はさせないという思いを、署名に託してください」などと、協力を呼びかけます。立ち止まって話を聞く人、署名用紙を持ち帰る人もいました。
「日本が心配」だと話し、署名にペンを走らせた東京都文京区の90歳の女性は、戦時中は教師として、子どもたちに軍国教育を教えていたといいます。戦争法について「あの時代に戻すようなことは許せません。元気だったら、国会前へも抗議に行きたかった」と話しました。
同中野区の女性(80)は、9月19日未明の戦争法強行採決をニュースで見て「これはおかしい」と考えるようになりました。「安倍政権は、憲法を破壊しようとしている。二度と戦争する国にしたくない」
日本共産党の国会議員も各地の行動に参加して訴えました。