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2015年12月12日(土)

TPP交渉撤退へ共同

保団連と党国会議員団 懇談

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(写真)左から笠井、高橋、塩川の各衆院議員と懇談する全国保険医団体連合会の住江会長(右端)ら=11日、東京都内

 日本共産党国会議員団TPP(環太平洋連携協定)対策委員会の笠井亮(責任者)、塩川鉄也、高橋千鶴子各衆院議員は11日、東京都内の全国保険医団体連合会を訪ね、住江憲勇会長らと懇談し、TPPからの撤退を迫るたたかいを広げていくことを確認しあいました。

 TPP協定には、医療分野で特許期間の延長や新薬データ保護期間の新設などが盛り込まれ、高い医薬品が日本の患者、国民に押しつけられようとしています。

 住江氏は、「19世紀の植民地型経済覇権主義のようなTPPが許されるのか。協定の中身を早急に明らかにしてほしい」と強調しました。

 笠井氏は「アメリカ企業の要求どおりにやれる仕組みになっている。医療分野への影響や、国民の命にどんな危険をもたらすかを国会論戦で追及していく」と応じました。

 塩川氏は「TPPの危険を明らかにしながら運動をさらに広げたい」、高橋氏は「安倍政治の行きつく先には大変なことが待っていると世論に訴えていく」と表明しました。

 懇談では、日本共産党が提案した戦争法廃止の「国民連合政府」構想も話題に。笠井氏は、「TPP反対の共同を広げながら、戦争法廃止、立憲主義、民主主義をとりもどす大きなたたかいと結んで、力を合わせて安倍政権を倒そう」と訴えました。


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