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2015年12月9日(水)

野党候補一本化で勝利を

石川・内灘町 戦争ほうきの会 3党に申し入れ

共産党「全面的に賛同」

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 石川県内灘町の「うちなだ・戦争ほうきの会」は7日、県内の共産、民主、社民の各党を訪問し、「来夏の参院選では安倍暴走政治にストップをかけ戦争法を廃止する政治勢力の勝利を優先させることが必要。野党候補が勝利できるように一本化してほしい」と要望しました。

 1人区の石川選挙区には、自民党現職と共産党の亀田りょうすけ氏が立候補を表明。民主、社民両党が弁護士の新人候補を支援する動きがあります。

 共産党県委員会では、杉村雄二郎代表らが、秋元邦宏県委員長と西村祐士書記長と面談しました。

 杉村代表は「自民党に勝つには、野党共闘と市民の協力で臨まなければならない。反自民、反戦争、憲法を守る、でやっていきたい。多くの国民が立ち上がり、今なおその炎は燃え続けている。これをどう組織するか、全国的にも運動が広がるようにしたい」と述べました。参加者から「野党の共闘を一番恐れているのは自民党。国民の願いに応えてほしい」などの要望が出されました。

 秋元氏は「趣旨は全面的に賛同できます」と述べ、「野党候補の一本化をはかり、戦争法廃止をめざす政党、団体、市民が力を合わせてたたかう選挙にしたい」と話しました。

 ほうきの会は今年7月、戦争法案反対めざし思想信条の違いを超えて結成されました。


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