2015年12月8日(火)
辺野古不当逮捕 勾留を延長
名護署に抗議デモ
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沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設の反対運動をしていた男性3人が不当逮捕された事件で、那覇簡易裁判所刑事部は7日、那覇地検の勾留延長手続きを認め、沖縄県統一連事務局長と70代の男性の7日間の勾留延長を決定しました。
2人の弁護団は決定を不服として、直ちに釈放することを求め、那覇地裁に準抗告の手続きをとりました。
2人の逮捕に抗議するため米軍基地内に入ったとして刑事特別法違反容疑で逮捕された沖縄平和運動センターの山城博治議長は6日夜、釈放されました。
勾留延長の決定に対し、県民ら約40人が名護署前で抗議し、2人の釈放を求めました。
山城議長は「あってはならない判断がおりた。警察は無実の罪をなすりつけて運動をつぶそうと躍起になっている」と猛抗議。「勇気と自信をもってがんばってください」と、弾圧に屈せずたたかっている2人を激励しました。
抗議に参加した人たちは「私たちがついています」「一刻も早く取り返すため行動します」と励まし、「仲間を取り返すまでがんばるぞ」「弾圧やめろ」と名護署前をデモ行進しました。