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2015年12月6日(日)

戦争法廃止の政府実現へ 共産党が各地で演説会・集い

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新潟市で市田氏ら

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(写真)参加者の激励に応える、市田(中央)、たけだ、にしざわの各氏=5日、新潟市西区

 日本共産党の市田忠義党副委員長を迎えた「国民連合政府と日本共産党を語る集い」が5日、新潟市内2カ所で行われました。市田氏は「参院選は極めて重要なたたかい。戦争法廃止勢力が勝利して、自・公を退場させ国民連合政府に道を開こう」と強調して参院選躍進、たけだ良介比例予定候補、にしざわ博選挙区予定候補、「30代コンビ」への支持を熱く訴えました。集いの随所で、「その通り」の声が飛びました。

 市田氏は、「安倍政権は、戦争法、沖縄・辺野古新基地、TPP(環太平洋連携協定)、原発再稼働…どの問題でも、個人の尊厳をないがしろにする独裁政治そのもの。一刻も早く世論と運動で退陣させ、戦争法廃止の一点で国民連合政府をつくり、日本の政治に新しいページを」と強調。実現のため、あらゆる努力をすることを表明しました。「平和か戦争かの分かれ道の時、夜明けのためともに」と、入党を呼びかけました。

 たけだ予定候補は3人の子育てにもふれ「うちの子も、一人の青年も戦場に送らない。重要な転換点の選挙で共産党旋風を起こし躍進を」と呼びかけ、にしざわ予定候補は「年金を減らし医療・介護は負担増の安倍政権を1日も早く終わらせるため若い力で頑張る」と訴えました。

 新入党員も新鮮な思いを発言しました。

津市で本村氏ら

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(写真)つどい参加者とともに「野党は共闘」などとコールする本村氏(左から2人目)、かまい氏(同3人目)と、ゲストの人たち=5日、三重・津市

 日本共産党三重県委員会は5日、「『戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府』実現をめざすつどい」を、津市で開きました。

 津リージョンプラザお城ホールいっぱいの参加者は、若者グループ「WIND」のリードで「野党は共闘」などのコールを繰り返し、「戦争法廃止の政府を」のポスターを一斉に掲げました。

 日本共産党の本村伸子衆院議員は、党が戦争法廃止の政府実現を呼びかけた経緯や、提案の内容をくわしく説明。かまい敏行参院三重選挙区予定候補は、党の提案に対して県内の幅広い人たちから賛同の声が上がっている状況を報告しました。

 ゲストとして参加した「WIND」の岡歩美さん、「明日の自由を守る若手弁護士の会」の芦葉甫(あしば・はじめ)弁護士、真宗高田派慈相寺(津市)の武田英機住職、社民党三重県連前代表の稲森稔尚県議が、それぞれの立場から戦争法廃止への決意を語り、共闘の必要性を訴えました。

 岡さんは、野党共闘は政治家だけの問題ではないとして、国民一人ひとりが輪を広げ政治家の背を押す必要性を強調。「政治は私たちの手で変えられる」と訴えました。

 本村議員が「これまでのたたかいもみなさんと一緒につくってきた。この方向をもっと進めたい」と、立場の違いを超えた共闘で戦争法廃止、安倍政権打倒のたたかいに臨む決意を述べ、つどいを締めくくりました。

 参加者からは「若い人の元気な話に力をもらった」など、参加してよかったとの感想が多数寄せられました。

“経済再生を語る”

大門氏迎え京都で集い

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(写真)日本と京都の経済再生について語り合ったつどい=5日、京都市

 安倍政権の「アベノミクス」に対し、日本と京都経済を立て直す方策を考えようと、日本共産党京都府委員会が5日、京都市左京区の国立京都国際会館で、大門みきし参院議員を迎えた「“日本と京都の経済再生へ”語るつどい」を開きました。中小業者、伝統産業、商店街、農業団体、業界団体の役員ら約280人が参加しました。

 大門議員が報告し、デフレ不況の克服として、安倍政権が行った「異次元の金融政策」「成長戦略」について「大企業と中小企業、大金持ちと庶民の格差を広げた二極化政策だ。現在の景気低迷は『アベノミクス不況』だ」と批判。経済再生の道は、消費税増税ストップや賃上げ、中小企業・自然エネルギー支援だと訴えました。

 京都経済をめぐり「中小企業の活性化なしに京都経済の再生はない」と強調。地域循環型の経済が必要だとし、住宅リフォーム助成制度や中小企業振興条例の制定、富裕層目当てではなく地元の観光業が潤う観光策などを説明しました。

 京都中小企業家同友会の荻原靖事務局長、社会福祉法人よさのうみ福祉会の青木一博理事長が特別報告。

 会場から、「プレミアム商品券では東京や大阪の本社にお金が行くだけ。お金を回してこそ経済も回る」(京都三条会商店街振興組合の馬場雅規事業部長)、「1939年に国民徴用令が出され、西陣の跡取りや、でっちさんがどんどん軍需工場にとられた。安倍首相の『1億総活躍社会』はこれと似ている。西陣織では飯を食えない。共産党に政権をとっていただき西陣を守ってほしい」(西陣織工業組合の村山洋介監事)などの発言がありました。

 渡辺和俊京都府委員長が開会あいさつ、穀田恵二衆院議員が閉会あいさつし、大河原としたか参院京都選挙区予定候補が参加しました。


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