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2015年12月6日(日)

閣議決定撤回 安保法廃止 立憲主義取り戻す

熊本 市民ら参院選で野党統一候補要請

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(写真)会見を開いた、くまもとネット構成団体の代表者ら=5日、熊本市

 戦争法(安保法制)に反対して熊本県内の諸団体が結成した「戦争させない・9条壊すな!くまもとネット」(48団体)は5日、熊本市内で記者会見し、来年夏の参院選挙で野党各党が統一候補を擁立し、協力して選挙にのぞむことを呼びかける「要望書」を発表しました。週明けの7日に、くまもとネットの各代表が、県内の日本共産党、民主党、維新の党、社民党、新社会党の5党と連合、県労連を訪ね、要望書を手渡します。

 会見には12団体の20人が参加。要望書は、▽集団的自衛権行使容認の「閣議決定の撤回」▽先の国会で採決された「11の安全保障関連法の廃止」▽日本の政治に「立憲主義と民主主義をとりもどす」―の3点を共通の目的として、「選挙協力を検討する合同会議を早急に開催し、次期参院選挙において、野党各党で統一候補を擁立してくださることをここにお願いします」と求めています。

 くまもとネットは、安倍政権による戦争法の強行成立を受け、それまで戦争法案に反対して活動していた団体や、秘密保護法廃止をめざして運動を続けていた団体が中心となり、11月24日に結成されました。

 会見では、「(今の)議会と内閣に子どもの未来を任せるわけにはいかない。私たち市民も野党と一緒に選挙にいどめる体制づくりを共に進めていきたい」(安保関連法に反対するパパ・ママの会の瀧本知加さん)、「熊本から戦争法廃止と安倍政権反対の声をあげ続け、野党共闘の統一候補を強く要望します」(WDW@熊本=戦争に反対する青年組織=の関根静香さん)、「戦争法が成立し危機感が生まれるなか多くの団体が結集した。そのことを政党の側にくんでいただき、3点で合意できる候補をたててもらいたい」(くまもと九条の会の猪飼隆明代表)などの期待と決意が語られました。


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