2015年11月27日(金)
ホーム無人化撤回を
党熊本県委 JR九州などに要請
真島議員参加
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日本共産党熊本県委員会と真島省三衆院議員は26日、九州新幹線の新玉名駅「ホーム無人化」計画の見直しや沿線住民への騒音・振動被害の解決をJR九州と国土交通省九州運輸局に要請しました。
JR九州への要請では、全国の新幹線駅で初めてホーム要員を廃止する新玉名駅の計画について「利用者の安全・安心を経費削減の対象にすることは看過できない」と批判、計画撤回を求めました。
地元の前田正治・玉名市議は、高速でホームに進入する通過列車の危険性を指摘。JR九州の担当者は「通過列車の監視義務はない」と見直しに背を向けました。
騒音・振動の問題では、開業後ただちに達成すべき「70デシベル以下」の環境基準が守られていないと指摘。設備面での抜本的な対策とともに、午後9時以降の減速を検討するよう求めました。
担当者は「夜間出張する人の利便性」を理由に、減速を検討しないとのべました。
運輸局への要請では、ホーム無人化について担当者が「省令(出発時の安全確保)が守られていれば、特に言うべきことはない」と主張。騒音・振動について真島議員は「環境基準を満たしていないなら、指導するのが当然ではないか」と運輸局の姿勢をただしました。
要請には、山本伸裕熊本県議、いもうよしや参院熊本選挙区予定候補、笹本サエ子・八代市議、高岡朱美・水俣市議が参加しました。