2015年11月24日(火)

戦争法廃止　１５００人パレード

神戸で県民集会

（写真）戦争法廃止の県民集会に集まった人たち＝２３日、神戸市中央区

　戦争法廃止１１・２３兵庫県民集会が２３日、神戸市のみなとのもり公園でひらかれました。弁護士と学者が呼びかけ人となり、１５００人が参加し、元町までパレードしました。

　塚田哲之神戸学院大学教授は、集団的自衛権行使容認の「閣議決定」や戦争法強行、野党の臨時国会要求無視など、安倍政権の憲法破壊を告発。戦争法に反対する運動の広がりを指摘し、「若い世代の怒り、全世代の怒りを戦争法廃止の一点に向け、とりくんでいくことが日本の民主主義、立憲主義、平和主義のために今必要」と強調し、国会で戦争法を廃止する多数派を作ることや国民世論を反映させる課題と取り組みを示しました。

　ＳＥＡＬＤｓ　ＫＡＮＳＡＩ（シールズ関西）のパクアユさんが、戦争法反対の思いと取り組みを報告し、声を上げ続ける決意を語りました。

　呼びかけ人の和田進神戸大学名誉教授は、戦争法廃止、「閣議決定」撤回、安倍政権を打倒するため、「野党は共闘せよの声を大きく盛り上げよう」と呼びかけました。

　民主党の水岡俊一参院議員、日本共産党の堀内照文衆院議員、新社会党の粟原富夫神戸市議が戦争法廃止の決意を表明しました。

　参加した司法修習生の男性（２７）は「どういうかかわり方があるのか模索していて、活動のやり方や雰囲気を味わってみたいと思いました。とても力強い感じがしました」と話していました。