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2015年11月21日(土)

日米青年「新基地ノー」ともに

沖縄島ぐるみ訪米団が交流

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(写真)沖縄の米軍基地問題などについて交流した訪米団と米市民団体の青年ら=19日、ワシントン(洞口昇幸撮影)

 【ワシントン=洞口昇幸】沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設に反対する「沖縄建白書を実現し未来を拓(ひら)く島ぐるみ会議」の訪米団は19日、人権や差別問題に取り組む米市民団体の若者らと交流会を開きました。同新基地建設問題に苦しむ沖縄県民の状況を知った米市民側から、共感と協力の意思が示されました。

 交流会では、訪米団の若い世代の3人が発言。平良識子(たいら・さとこ)那覇市議(沖縄社会大衆党)は「オール沖縄として訴えている自己決定権は、辺野古に新基地をつくらせないということ」と強調しました。

 大学生の玉城愛(たまき・あい)さんは、海外の米軍基地が原因で「沖縄県民や他の国が不平等な扱いをされるということを忘れないでほしい」と訴えました。大学生の新田築(にった・きずく)さんは、基地反対の理由を「どんな人も殺したくない、どんな人も戦争で死んではいけない」と語りました。

 人種差別をなくすためにワシントンで活動するドミニク・ハザードさんは、「諸問題はつながっています。私たちも米国の植民地主義や帝国主義、軍事主義に対してたたかっていきたい。そのためにあなた方と連帯します」と応えました。

 交流会に先立ち、訪米団は複数の班に分かれて米連邦議会議員の部屋などを訪ねて要請。議員会館内で非公式の公聴会も開き、議員補佐官らを前に、日米両政府が新基地建設を強行する緊迫した状況を説明しました。


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