2015年11月21日(土)
復興 被災者が主人公で
震災・原発事故 災害対策で全国交流
宮城・松島
東日本大震災・東京電力福島第1原発事故から4年8カ月、いまだ復旧途上にある宮城県松島町で20日、災害対策全国交流集会が始まりました。安倍内閣による被災地切り捨てをはね返し、被災者が主人公の復旧・復興をめざす運動や原発廃炉の思い、憲法が保障する幸福追求権をもとにした災害対策のあり方などを学びあいました。
全国災対連(被災者支援と災害対策改善を求める全国連絡会)の代表世話人で全労連議長の小田川義和氏が主催者あいさつ。貧弱な国の被災者生活再建支援など、国民生活より企業の利益を優先する安倍政権を批判しました。
大震災被災地の岩手、宮城、福島の3県の代表が、国の集中復興期間(5年間)終了を前にした現状と課題を報告しました。
昨年8月の広島土石流災害を契機に立ち上げた広島県災対連と、今夏の豪雨災害被災地、茨城県常総市から発言がありました。
立命館大学の塩崎賢明教授が講演しました。松島町長(代理)と日本共産党の高橋千鶴子衆院議員が来賓あいさつ。同党の畠山和也、堀内照文、大平喜信の各衆院議員が紹介されました。
集会は21日まで。