2015年11月20日(金)
抗議船の船長に海保が暴力
辺野古 地元紙が大きく報道
小池副委員長、病院まで同行
沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設で、工事の即時中止を求める抗議活動にたいし18日、屈強な海上保安官4人が抗議船に乗り込み、船長の体を押さえつけ船長が一時意識を失う事態がおきました。地元紙(沖縄タイムス)では「海保 強権ぶり露呈」の見出しで大きく報道。「怖かった。殺されると思った」との船長の声を載せ、容体急変後も8分間、海上で拘束を続けたことを指摘しています。
当日、別の船で抗議行動に参加していた日本共産党の小池晃副委員長も駆けつけ、医師でもある小池氏は救急車で名護市の病院まで付き添ったことも報道しています。
報道によると、乗り込んできた保安官は船の鍵を取り上げようとしてもみ合いになり、船底に倒れた船長の下半身にまたがり、鍵を握りしめる指を1本ずつ無理やりはがしたといいます。
船長は車内で意識を取り戻しましたが、小池氏は海上保安庁の暴虐ぶりをツイッターでも告発しています。