2015年11月20日(金)
沖縄訪米団 首都入り
新基地反対 連邦議員らに要請へ
【ワシントン=洞口昇幸】沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設に反対する「沖縄建白書を実現し未来を拓(ひら)く島ぐるみ会議」の訪米団(呉屋守将団長)は18日、先に訪れていたサンフランシスコから首都ワシントンに入りました。19日から連邦議員らや政治的に影響力のある最大労組などへの要請を予定しています。
同訪米団は15日にサンフランシスコ入りし、17日までカリフォルニア州選出の連邦議員補佐官らと面談。新基地建設に反対する県民多数の民意を伝え、協力を訴えました。
15日には、米労組「アジア太平洋系アメリカ人労働者連合(APALA)」が同州オークランド市で開いた幹部会議で、同新基地建設に反対し、反対の意思をオバマ米大統領や連邦議員に伝えるとする決議を採択。同会議に出席した訪米団に連帯しました。
16日にはすでに新基地建設反対決議を採択したバークリー市議会を訪問。また、サンフランシスコ市議会にも同様の決議を採択することを要請しました。市民団体にも協力を呼びかけました。