2015年11月18日(水)
「沖縄は屈しないぞ」
辺野古ゲート前 国の提訴に怒り
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政府が翁長知事の埋め立て承認取り消し処分を取り消す代執行に向けた訴訟を福岡高裁那覇支部に起こした17日、新基地に反対する県民らは、辺野古の大浦湾の海上と米軍キャンプ・シュワブのゲート前で抗議の声を上げ続けました。
シュワブゲート前では、午前9時40分ごろに国が提訴したとの一報が入りましたが、座り込み参加者らはすぐさま「沖縄は屈しないぞ」「国のむちゃくちゃ許さない」「翁長知事がんばれ」「裁判に勝利するぞ」と唱和して拳を突き上げました。
沖縄市の女性(70)は「黙っていては基地を認めることになってしまうので、どんどん意思表示していきたい。裁判になっても、私たちは負けないし、負けるわけにはいかない」と力強く語りました。
北谷(ちゃたん)町の女性(68)は「基地や武器で平和がつくれるの?」と問い、「とにかくあきらめません。民意の力で権力とたたかっていきます。ゲート前に来る人とどんどん連帯していきたい」と話しました。
宜野座村の女性(26)は「国は手段を選ばずやってきているけど、焦ってむきになっている感じ。知事が承認しないと進まない工事もたくさんあるし、ここにきている人たちは何年でも座り込み続けると思うので、基地は造れないと思う。選挙で安倍政権を倒せば風向きも変わると思います」と語りました。