2015年11月16日(月)
しんぶん赤旗全国囲碁・将棋大会
強豪同士 火花散らす
将棋 先輩・後輩
囲碁 10代対決
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東京・池袋で行われた第52回しんぶん赤旗全国囲碁・将棋大会2日目の15日、誰が優勝してもおかしくないという強豪同士が火花を散らす大熱戦が繰り広げられました。
将棋でベスト8に進出した禰保(ねほ)拓也さん(33)=沖縄=、稲葉聡さん(30)=愛知=、古屋皓介さん(27)=山梨=、長森優作さん(18)=兵庫=は、立命館大学将棋研究会の先輩・後輩・現役の間柄です。学生将棋大会やアマ団体戦などに一緒に出場してきました。
昨年4位入賞の長森さんは、準々決勝で稲葉さんに敗れましたが、さわやかな表情。角換わり腰掛銀戦法を採用し、狙い通りの展開に。「勝ちになる筋が何回かあったが逃してしまった」といいます。社会人になった稲葉さんらが大学に教えにきてくれるのが励みになるといいます。
囲碁で準優勝の西岡正織(まさお)さん(17)=和歌山=は、今分太郎さん(15)=京都=、兵庫の浜崎公輔さん(19)に勝って関東の強豪、平野翔大さん(18)=招待=との3連続10代対決に。「狙い通りの細かい碁になったが、相手にうまく逃げられてしまった。囲碁の面白いところは奥深くてやりがいがあり、友達ができるところです」と語りました。
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決勝の棋譜
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