2015年11月16日(月)
新婦人全国大会終わる
平和守る魅力広げる
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東京都内で開かれていた新日本婦人の会(新婦人)第27回全国大会が15日、閉会しました。大会議案とあわせて、戦争法廃止と沖縄・辺野古米軍新基地建設阻止、安倍政権退陣を求める二つの特別決議を採択しました。
討論では、戦争法廃止や核兵器廃絶、介護の充実など多彩な運動と仲間づくりの経験が報告されました。子育て・教育にかかわって「保育所に入れない子どもがいっぱい。『保育所増やしてチーム』をつくり活動している」(京都)、「『戦争する国づくり』と一体の育鵬社版教科書を不採択にさせた」(愛知・東京)などの発言がありました。
討論の最後に、200人を超える若い世代の代議員が登壇。リレートークで自身の変化や成長を語り、会場から大きな拍手と歓声があがりました。
討論のまとめをおこなった米山淳子事務局長は、戦争法廃止の行動や各分野の運動が豊かに交流され、「憲法と平和を守る新婦人の魅力がいっそう輝く」とのべました。「2020年代に向け新婦人をさらに大きく前進させよう」と呼びかけました。
農民運動全国連合会の白石淳一会長と原水爆禁止日本協議会の高草木博代表理事があいさつしました。
大会で選出された新役員は次の通り。(新以外は再任、敬称略)
▽会長=笠井貴美代▽副会長=神出泉、高橋和枝、西川香子、米山淳子(新)▽事務局長=高杉しゅん(新)▽事務局次長=長谷川あまり(新)