2015年11月16日(月)
対立・分断政治ノー
大阪 SADLがデモ
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「住民サービス切り捨てや、対立と分断の政治はもうたくさんだ」との意思を示そうと「民主主義と生活を守るデモ」が15日、大阪市の御堂筋で行われました。主催はSADL(サドル=民主主義と生活を守る有志)。「オール大阪が未来を開く」と書いたプラカードを掲げた人など600人が黄色く色づいた、イチョウ並木の中を2時間弱パレードしました。
出発前にスピーチしたSADLの女性(28)は「橋下(徹・大阪市長)さんたちが持ち込んだ市民を分断する空気は、街づくりに一番必要な人と人との信頼関係を奪ってきた。信頼と尊重を取り戻し『オール大阪』で新しい大阪をつくろう」と呼びかけました。
沿道にいた大阪市住吉区の女性(23)=会社員=は「『大阪都』構想はメリットがないと思い反対した。制度が変わっても、政治をする人が同じなら変わらない。橋下さんや大阪維新には期待できない」と語りました。