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2015年11月15日(日)

ダブル選 くりはら知事候補 柳本市長候補訴え

対話・協調の大阪に

橋下「維新」に終止符を

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(写真)街頭で訴える、くりはら貴子大阪府知事候補(左)と柳本あきら大阪市長候補

 激戦の大阪府知事・大阪市長のダブル選(22日投票)で、投票日まであと8日に迫った14日、市民による大街頭演説が、大阪市北区のJR大阪駅前で行われました。時折雨が降る中、くりはら貴子知事候補、柳本あきら市長候補が「民主主義を守るたたかいに勝たせてください」と呼びかけました。住民投票で大阪市廃止反対、「都」構想ノーの運動を行った個人や団体が広く集まり、リレー形式で応援演説し、「さよなら維新政治、くりはら、柳本両候補の勝利で新しい大阪を」と訴えました。

 駅前は人、人、人で埋まり、聴衆から拍手と「みんなが輝く大阪をつくろう」「がんばろう」のコールが起こりました。

 くりはら氏は「維新政治8年で教育、経済は混乱、疲弊の政治だった。こんな政治を、市民・府民に取り戻すのが今回のダブル選挙だ」と力説。「『対立』からは何も生まれません。まっとうな大阪を取り戻そう」と訴えました。

 柳本氏は「この選挙は、住民投票の結果を受けて、『対立』『混乱』の維新政治に終止符を打つ選挙です。みんなの力で市民、府民が主人公の政治を取り戻しましょう。破壊的な政治から『対話』『協調』の大阪をつくりましょう」と呼びかけました。

カジノいらない ■ 中小企業の応援こそ

市民がリレートーク

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(写真)くりはら貴子大阪府知事候補と柳本あきら大阪市長候補の訴えに声援をおくる人たち=14日、大阪市北区

 党派や立場を超えて若者や市民団体がリレートークし、くりはら、柳本両候補を応援しました。

 「カジノいらない女性アピール」の佐々木唯さんは、依存症などカジノの問題点を指摘し「維新はカジノで経済再生を図ろうとしています。私は、ギャンブルをする人が家族にいる人で幸せな人を知りません。カジノに近い学校で育つ子どもたちが健康で健やかに育つとは思えません」と批判。「昔は選挙の結果がここまで自分たちの生活に影響すると思っていませんでした。市民の願いを実現してくれる人に一票を投じたい」と語りました。

 大阪をよくするためにどうすれば解決できるか考え、自分たちの「マニフェスト」を作ったという武田かおり・「しみんマニフェスト大阪UP」代表は、柳本候補の地域経済対策が、地域や地元を元気にする視点で「中小企業を応援するものになっている」と評価しました。

 SADL(サドル=民主主義と生活を守る有志)の橋本真菜さんは「大阪が発展するためには、維新の持ち込んだ分断と対立の価値観ではダメ。オール大阪で信頼と協調を築きましょう」と訴えました。

 くりはら候補の手をしっかり握って「絶対に勝って」と声をかけた男性(74)は「橋下さんは、公務員をいじめて、文化を壊した。大阪の経済も良くならず、大阪をめちゃくちゃにした。『都』構想も、何もいいことない。なんとしても、くりはらさんを勝たせたい」。

 盛んに拍手を送っていた女性(64)は演説をネットで知って参加しました。「住民投票のときも、大阪市をつぶすなんてありえないと思って応援していました。また持ち出してくるなんて許せない。大阪を守るために頑張ってほしい」と話しました。


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