2015年11月15日(日)
赤旗全国囲碁・将棋大会が開幕
10代・20代 8強に次々進出
|
第52回しんぶん赤旗全国囲碁・将棋大会(赤旗名人戦)は14日、東京・池袋のサンシャイン・アカデミーホールで開幕し、囲碁・将棋合わせて111人の選手がリーグ戦、決勝トーナメント1、2回戦で熱戦を展開しました。
10代、20代など若手の活躍が目立ちました。囲碁のベスト8には、長野県の中西恒輔さん(20)、兵庫県の浜崎公輔さん(19)、招待選手の平野翔大さん(18)らが進出。将棋は大阪府の畠山大樹さん(23)らが勝ち進みました。
将棋ではプロの公式棋戦でアマとして初めて優勝した愛知県の稲葉聡さん(30)らがベスト8に進出。本大会で優勝経験もある、東京都の加來博洋さん(35)、埼玉県の遠藤正樹さん(48)、大分県の早咲誠和さん(42)らがベスト8に進出できない波乱も。
昨年、舌がんとたたかいながら優勝した第51期将棋赤旗名人、天野貴元(よしもと)さんは出場を予定していたものの、直前の10月27日に亡くなりました。連覇に意欲を燃やしていましたが、かないませんでした。
開会式で小木曽陽司実行委員長・赤旗編集局長、囲碁審判長の小島高穂九段、将棋審判長の屋敷伸之九段があいさつしました。