2015年11月4日(水)
空自入間基地 所属部隊の看板消える
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航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山市)で3日、航空祭が行われ、公開されましたが、基地正門付近にあるはずの所属部隊の看板が消えていました。
同基地は、首都圏はじめ中部、近畿圏の自衛隊の航空管制を担当。「空自最大級の基地」とされ、中部方面隊司令部のほか航空総隊直轄の航空救難団司令部も置かれています。
しかし、基地正門前にはスチール製の部隊名を書き込む看板塔がありますが、すべて消しとられています。航空祭の警備員に聞くと「他のところに移したのではないか」。
正門に入ったところの「司令部通り」の表示板の反対側にある看板にも9枚の文字板があるものの部隊名は「第4補給処」「基地体育館」などがあるだけ。右折すると司令部がありながら、そこは無記名のまま。
基地渉外室広報班に問い合わせると、「上級部隊に確認されたい」としました。
航空総隊は、米軍横田基地内に司令部を移転、イラクやジブチなど海外任務を担当しています。(山本眞直)