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2015年11月4日(水)

豪雨被害「窮状知って」

茨城・常総 市民集会に100人

補償は・コメ作りできるのか…

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(写真)窮状を伝える住民(中央)と高杉市長(左から5人目)、県・市議会議員ら(奥)=3日、茨城県常総市

 関東・東北豪雨で鬼怒川の堤防が決壊し、甚大な水害を受けた茨城県常総市で3日、被災者の窮状を知ってもらおうと「国・県・市・マスコミは私たちの声を聴いてください」と題した市民集会が開かれました。市民約100人が参加、被災後の実態や思いをそれぞれ訴え。声を聞こうと、高杉徹・常総市長はじめ同市の市議や茨城県議、日本共産党の梅村さえこ衆院議員らが参加しました。

梅村議員参加

 呼びかけたのは、県の民主団体と日本共産党がつくる吉野サポートセンターです。

 被災者から「農機具や生活に欠かせない井戸に補償がなく、どうしてよいやら」「来年の米を作れるのか心配」といった生々しい実情が語られると、同調するようにざわめきが起こりました。

図

 「解決のために一つにまとまろうとしても、補償制度による線引きで住民同士が分断されている」「市の職員は非常時でも平常時のような対応」といった問題も指摘され、行政側の早急な対応が求められました。

 呼びかけ人の一人の男性が「今度は行政の責任でこういった集会を開いてもらいたい」と訴えましたが、高杉市長は回答を示しませんでした。


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