2015年11月2日(月)
ラジオ日本番組 小池副委員長語り合う
野党まとまれば情勢変わる
日本共産党の小池晃副委員長は10月31日放送のラジオ日本「清水勝利のこれでいいのかニッポン!!Part2」に出演し、パーソナリティーの清水氏と日本共産党の「戦争法廃止の国民連合政府」提案について語り合いました。
行政改革専門家の清水氏は「本当に思い切った提案」「(情勢が)動くといいですね」と評価すると同時に、「自民党の方々は野合だといいますが」と質問しました。
小池氏は「政治をめちゃくちゃにした責任は自民党にある。これをただそうといっているのに、そんなことを自民党にいわれる筋合いはまったくない」とピシャリ。「とにかく、破壊された民主主義をいったん元に戻す、そのために野党が力を合わせる必要があるというのが私たちの提案です」というと、清水氏は「互いの政党は言いたいことがいっぱいあるけれど、この一点に集約して、まずは元の日本に戻そうというのが大義ということですね」と応じました。
そのうえで清水氏は、安倍政権の支持率がそれほど下がっていない状況についても見方を尋ねました。
小池氏は「安倍政治に代わるものが見えていないということがあり、それを野党の側がきちっと提示できれば変わると思います」「『国民連合政府』提案はそれに対する答えになるもの。これが本当に実れば、(世論調査の)数字は大きく変わる可能性があるし、変えなければいけないと思っています」と強調しました。
清水氏は「ぜひ変えてほしいですね」「(戦争法反対の運動は)せっかくついた大きな火ですから、この火をなるべく消さないように、小さくしないように頑張っていただきたい」と期待を語りました。