2015年10月31日(土)
「伊方」再稼働 許さない
官邸前行動
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首都圏反原発連合(反原連)は30日、170回目の首相官邸前抗議行動を行いました。四国電力伊方原発(愛媛県)の再稼働には、地元紙の世論調査でも7割近くが反対しています。この民意を無視して再稼働へ暴走する安倍晋三政権に、1200人(主催者発表)の参加者は「伊方原発再稼働反対」「原発いらない」の声を上げました。
埼玉県富士見市の男性(61)は「伊方原発は地震の危険があり、安全な避難もできない。再稼働したらだめだ。国民の声を聞かない安倍首相の姿勢は許せない。これからも止めるまで声をあげ続ける」といいます。
千葉県松戸市の女性(66)は実家が福島県南相馬市です。「原発が爆発した映像は忘れられない。福島は復興のめどすら立っていない。再稼働なんてもってのほかです」。
東京都中野区からの参加者(61)は「国民も県民も圧倒的多数が再稼働反対です。正義は私たちにある。私たちの声で必ず原発をゼロにします」。
東京都狛江市の男性(68)は「伊方原発再稼働に向けて安倍首相は“万一のときには私が責任をとる”というが、責任などとれるはずはない。時間のある限り参加します」と話しました。
反原連はこの日、リーフレット「伊方原発再稼働 ほんとうにいいの?」の配布を開始しました。
日本共産党の藤野保史、池内さおり両衆院議員が参加し、国会正門前でスピーチしました。