2015年10月30日(金)
大阪「維新」にさよなら
ダブル選勝利へ府民大集合
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11月22日投票の大阪府知事・大阪市長ダブル選で、橋下「維新」政治を終わらせるために、栗原貴子知事予定候補と柳本顕市長予定候補の必勝をめざす「明るい民主大阪府政をつくる会」「大阪市をよくする会」は29日、同市中央公会堂で「さよなら維新政治10・29府民大集合」を開き、「オール大阪」の共同で、府民の声がとどく大阪を取り戻す決意を固め合いました。
大学教授から自民党参院議員まで多彩な弁士に続き、日本共産党の山下芳生書記局長があいさつ。「さまざまな立場の方々が集まったのは、なぜか。橋下『維新』政治はそれほど危ない。みんなで終わりにしなければならない」と力説しました。
大阪市を解体する「都」構想など民主主義と住民自治を破壊する「異質の危険」を持つ彼らの政治は府民・市民の共同によってたびたび断罪されてきたと述べ、「終止符を打とう」と呼びかけました。
橋下「維新」府政8年で暮らしも経済も台無しになったことを明らかにし、大阪を救う「私たち自身のたたかいだ」と強調しました。
共同を通じて共通点が広がり、自民党推薦の栗原・柳本両予定候補の政策との一致点も多いと紹介。意見の違う点もあるが、橋下政治のような異論の排除ではなく議論できることが大事、この共同は新しい日本をつくる流れを促進する力にもなると訴えました。
集会では、顕氏の叔父で自民党大阪府連特別顧問の柳本卓治参院議員が、「党派を超えてオール市民・府民でともに頑張ることをお誓いします」と述べ、支援を訴えました。
冨田宏治関西学院大学教授や柳本顕氏を支援する「大阪を豊かにする会」の会長を務める小池俊二・日本商工連盟大阪地区代表世話人、住吉市民病院の現地建て替えを求めている松嶋三夫住之江区医師会会長、平松邦夫前市長らが訴えました。