2015年10月28日(水)
「独裁に屈しない」 県民ら怒る
辺野古・ゲート前座り込み
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「民主主義の破壊であり、独裁政治だ。県民の民意を無視し、何でもまかり通るような状況を許してはならない」―27日、新基地建設に反対して沖縄県名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前で座り込みを続ける人たちが抗議の声を上げました。
国による辺野古埋め立て承認取り消しの効力停止の決定について、ヘリ基地反対協議会の安次富(あしとみ)浩共同代表は「今週にも国は新基地建設に向けた海底ボーリング(掘削)調査を再開させたいのだろう。たたかいは大きなヤマ場だ。さらに抗議の声を強めていきたい」と訴えました。
同県浦添市から来た男性(73)は「国の訴えを国が認めるなど、政治の茶番劇だ」と怒ります。
沖縄市から来た女性(60)は、「しっかりと知事を支えるためにも、ここに座り込み、意思表示を続けることが大事。県民一丸となって国の横暴をはね返したい」と話します。
東京から参加した女性(63)は、「戦争法もそうだが、こんな安倍政権の独裁に屈服してはならない。沖縄と本土が連帯して辺野古新基地建設を断念させたい」と語りました。