2015年10月27日(火)
臨時国会拒否し早期通常国会
憲法上の要請に従うことにならない
山下氏
日本共産党の山下芳生書記局長は26日の記者会見で、安倍政権が次期通常国会の1月4日召集を検討していると報じられていることについて問われ、「臨時国会の召集から逃げて通常国会を多少早めに召集しても、それは憲法上の要請に従うことにならない」と述べました。
山下氏は「野党5党は一致して、臨時国会の開会要求を憲法53条にもとづいておこなっている。戦争法の強行、TPP(環太平洋連携協定)『大筋合意』、沖縄の新基地建設、原発再稼働、大臣の所信聴取など課題が山積している」とあらためて強調。「憲法を踏みにじって戦争法を強行したのに加えて、国会開会に応じなければならないとした憲法の規定も踏みにじる二重の憲法蹂躙(じゅうりん)だ」と批判しました。