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2015年10月23日(金)

医療従事者ら国民集会

「憲法いかし 命まもれ」

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(写真)要求を掲げて歩く「憲法いかし、いのちまもる10・22国民集会」参加者=22日、東京都千代田区

 社会保障の充実や医師・看護師・介護職員の大幅増員と処遇改善、戦争法ストップなどを求めて22日、「憲法いかし、いのちまもる国民集会」が東京・日比谷野外音楽堂で開かれました。

 札幌市内の病院で働く看護師の女性(29)は「自分が戦争の当事者になってしまう恐怖を感じる。国会前行動に2回行って、人任せでなく自分が声をあげなきゃと思うようになった」と参加。「憲法違反の法律いらない」「看護師増やせ」と3500人余がコールを響かせて、銀座をパレードしました。

 集会は11回目。全国保険医団体連合会や全日本民主医療機関連合会、日本医療労働組合連合会(医労連)など11団体の実行委員会の主催です。主催者あいさつで医労連の中野千香子委員長は、医療や介護の充実をと運動して数々の成果を得てきたものの、財界やアメリカの圧力を受けた安倍政権による攻撃はさらに強まっていると強調。「『いうこと聞かせる番だ、国民が』『いうこときかないなら、とっととやめてくれ』と突きつけるときだ」と訴えました。

 呼びかけ人2氏があいさつし、現場からリレートーク。精神科医で立教大学教授の香山リカさんが「みんなで声を上げれば、何かが変わる」と力強いエールを送ります。日本医師会会長のメッセージを紹介。日本共産党の清水忠史衆院議員と倉林明子参院議員があいさつしました。


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