2015年10月19日(月)
島ぐるみ会議 知事支える運動さらに
翁長氏 宜野湾市長選勝利訴え
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沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に反対する「沖縄『建白書』を実現し、未来を拓(ひら)く島ぐるみ会議」は18日、那覇市内で、各市町村で組織されている「島ぐるみ会議」や市民団体などと合同会議を開き、埋め立て承認を取り消した翁長雄志知事を「オール沖縄」で支える運動をつくりあげていくことを確認しました。
今後、政府が工事を再開強行した場合や裁判闘争などを見据え、運動を強めていくことが提起され、辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前行きバスの運行を強化し座り込み参加者を増やすことや、各市町村で知事を支援するための集会開催、全国の関心を喚起するため各県議会、各市町村議会に島ぐるみ会議から「陳情書」を送付することなどに取り組むことが呼びかけられました。
翁長知事が駆け付け、「辺野古に造らないと米軍普天間基地が固定化するという政府の話があるが、辺野古に基地ができると200年間、私たちが手も足も出ない基地ができあがる。普天間基地の固定化がすり替えられて、沖縄にとってもっと厳しいものができあがっていく」と強調。また、「政治において重要なのは選挙で勝つこと。来年1月の宜野湾市長選で必ず勝たなければならない。勝つことで参院選、県議選につなげて本当のスタートとなる。私もひるむことなく全力を挙げて頑張っていく」と述べました。