2015年10月14日(水)
人の命より再稼働か
九電支社前反原連抗議
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首都圏反原発連合(反原連)は13日、東京都千代田区の九州電力東京支社前で、9月に営業運転を開始した川内(せんだい)原発1号機の即時停止と15日にも再稼働が狙われている2号機の再稼働反対を訴える抗議行動を行いました。
秋風が吹きぬけるビル街に、参加者の「川内1号いますぐ止めろ」「川内2号機再稼働反対」「九州電力、原発やめろ」のコールが響きわたりました。
横浜市の男性(47)は「原発再稼働なんて住民の命を全く考えていない。十分な避難計画もないし、たまる一方の放射性廃棄物は人間の手に負えません。こうした場に参加して声をあげるなどさまざまなやり方で原発推進の政策を変えたい」。
横浜市の男性(76)は、福島県南会津町出身です。「福島では11万人もの人が故郷に戻ることができずにいます。県民の生活再建のために補償も賠償も十分ではありません。人の命より利益ありきの再稼働はやめるように強く訴えたい」と語りました。