2015年10月14日(水)
川内再稼働ノー
鹿児島市で1800人集会
九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)の、1号機に続く2号機の再稼働を許さないと12日、鹿児島市で「川内原発の再稼働を許さない!10・12全国集会」(主催=ストップ再稼働!3・11鹿児島集会実行委員会)が開かれました。JR鹿児島中央駅東口広場は、県内外から「原発いらない」「2号機危ない」と書かれたプラカードを手に集まった1800人で埋まりました。
アイドルの制服向上委員会がステージで脱原発の歌を披露。主催者を代表してあいさつした荒川譲さんは「蒸気発生器を交換していない2号機は、1号機以上に危険。早急に停止させ廃炉に」と訴えました。基調報告した向原祥隆さんは「交換していない蒸気発生器の細管が1本でも破断すれば大事故につながる」と指摘し、「原発廃炉まで声を上げ続ける」と力を込めました。
再稼働の2番手に狙われている伊方原発のある愛媛県で活動する「原発さよなら四国ネットワーク」の井出久司さん、原発立地の薩摩川内市の住民や「原発いらない!宮崎連絡会」「さよなら原発1000万人アクション」など、全国各地の代表も訴えました。
国会議員として、日本共産党の田村貴昭、真島省三両衆院議員も参加し紹介されました。
集会後、市内をパレードしました。