2015年10月14日(水)
国際社会の理解得られない
ユネスコ拠出金停止検討 山下氏が批判
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日本共産党の山下芳生書記局長は13日、国会内で記者会見し、菅義偉官房長官が「南京大虐殺」に関する資料を世界記憶遺産に登録した国連教育科学文化機関(ユネスコ)への拠出金停止や減額を検討すると表明したことについて、「国際社会の理解を得られない」と批判しました。
山下氏は、南京事件について「どの程度の規模であったかは議論があるとはいえ、大虐殺が行われたことは動かしがたい歴史的事実だ。そのことは、かつて小泉政権時代に町村信孝外相が提唱した日中歴史共同研究でも、日本側の論文で記述されている」と強調しました。