2015年10月12日(月)
柏崎刈羽再稼働ノー
新潟 17団体が合同集会
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新潟県の東京電力柏崎刈羽原発が再稼働への動きを進めている中、県内と長野県飯山市の17の市民団体からなる実行委員会は11日、「2015なくそテ原発・柏崎市大集会」を開き、悪天候にもかかわらず1300人が参加しました。
東京電力が再稼働に向けて新潟本社を設立し、柏崎市議会と刈羽村議会が商工会議所や商工会が提出した早期再稼働を求める請願を採択。原子力規制委員会は福島原発と同じ沸騰水型の柏崎刈羽原発を集中審査することを決定しています。
植木史将実行委員長(つなげよう脱原発の輪 上越の会代表)が「被災者の苦しみは続いている。3・11事故の原点に帰り、柏崎刈羽原発再稼働中止を求める知事あての署名目標達成で頑張ろう」とあいさつしました。
福島原発告訴団の武藤類子団長がメインスピーチし、「二度と同じ悲劇を繰り返さないことが当事者の責任。キーワードはあきらめないこと、一人ひとりが考え、力を合わせることです」と訴えました。
リレートークで、子どもをおぶった柏崎市の佐藤ふじえさん(仮名)は「子どもたちの未来のために、賛成の人にも働きかけたい」と述べました。
アイドルグループ「制服向上委員会」が「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」を歌いました。
地元から参加した女性は「お母さんの話に涙した。知事には再稼働反対で頑張ってもらいたい。私たちも頑張る」と語りました。