2015年10月11日(日)
安倍政権倒せ 野党は共闘を
市民グループ共同集会
青年よびかけパレード
市民グループ共同集会
札幌
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札幌市で10日、原発の再稼働反対の運動を続けてきた人たちと戦争法廃止をめざす市民グループが共同で集会・パレードを行い、全道から3500人が参加。思いを一つに「安倍はやめろ」と声を上げました。
元経産省官僚の古賀茂明さんはスピーチで日本共産党の「戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府」提案にもふれ、「国民のたたかいが野党を動かした。この動きをさらに広げることで政治家は怖くなる。勢いを見せよう」と呼びかけました。
「泊(とまり)原発の廃炉をめざす会」の小野有五北海道大学名誉教授は「日本には、安全に動かせる原発も核のゴミを管理する場所もない」と訴えました。
戦争をさせない北海道委員会の結城洋一郎小樽商科大学名誉教授は「参院選で戦争法を推進した人を降ろし、平和のためにたたかった人に交代させよう」と気勢を上げました。
9歳の子どもと参加した男性(41)=江別市=は「私たちは民主主義を壊した安倍首相の強引なやり方を忘れません。共産党の言っている国民連合政府は実現してほしい」と話しました。
青年よびかけパレード
名古屋
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「野党は共闘」「アベはやめろ」―。名古屋市中区の繁華街で青年のコールが響きわたりました。青年団体が呼びかけて10日に開いた「ストップ・イット・アベ・ナゴヤアクション」です。
同アクションは昨年10月から始め今回が6回目。戦争法が強行されてから初めての行動です。
集会には、日本共産党の島津幸広衆院議員、たけだ良介参院比例候補、民主党の山尾志桜里(しおり)衆院議員、社民党の江南市議が参加。各党のあいさつに青年から「野党は手を取り合ってがんばれ」の大きな声援が湧き起こりました。
集会後には「憲法守れ」「NO WAR」と書いたボードや横断幕を持ち、ドラムを打ち鳴らしながらパレード。出発時は200人ほどでしたが、次々と市民が飛び入り参加し、300人を超える参加となりました。
アクションを準備した男性(26)は「最初は何人が参加するか心配でした。前回より多く集まり、安倍政権に対する若者の怒りと戦争法廃止を求める声の広がりを感じました」。
大学3年の男子学生(21)は「総がかり行動実行委員会が提起した2000万署名に学内外で取り組みたい」と語りました。