2015年10月10日(土)
栃木4市に支援募金
豪雨災害 共産党が手渡す
|
日本共産党栃木県委員会は9日、関東・東北豪雨災害で甚大な被害を受けた小山、栃木、日光、鹿沼の4市に災害支援募金を届けました。小林年治県委員長、小池一徳書記長が各市を訪ね、地元市議らが同行しました。支援募金は、党中央委員会が被災者救援を全国に呼びかけ、集まった募金の一部を充てました。
急きょ決まった訪問にもかかわらず、鹿沼市では佐藤信市長が出迎え、小山、日光市で副市長が、栃木市で総合政策部長らが、それぞれ応対し、謝辞をのべました。
小山市の宮嶋誠副市長は、被災地から集められた5000トンのゴミ処理について「激甚災害の適用を国に求めており、(共産党にも)力を貸してほしい」と要請。小林委員長は「党災害対策本部長の塩川鉄也衆院議員に伝え、解決に努力したい」と答えました。
8日午後1時時点の県内の被害状況は、死者3人で、住宅被害は、全壊23棟、半壊25棟、一部損壊76棟、床上浸水2611棟、床下浸水3376棟。土砂災害は10市町で計586件。農業被害は約68億円となるなど甚大です。