2015年10月10日(土)
戦争法廃止へ結束を 9の日行動
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全労連や新日本婦人の会などが参加する憲法共同センターは9日、全国で「戦争する国づくり」反対、憲法9条を守る「9の日行動」に取り組みました。東京・新宿駅西口では、約50人の参加者が戦争法廃止を求める署名を呼びかけ、道行く人びとが足を止め次つぎに署名。弁士の訴えに拍手を送る人の姿もありました。
マイクを握った全労連の小田川義和議長は、戦争法は違憲の法律であり、廃止をめざしてたたかいを続けることを表明。「安倍政権への批判を集中して、戦争法廃止のためにも『野党は結束して』という声を上げてください」と呼びかけました。
署名に応じた埼玉県朝霞市の男性(21)=大学生=は「小選挙区制度は死票が多く、国民の合意がなされているとは言えない。その中で解釈によって憲法を変えるやり方は良くない」「野党の共闘を訴えている共産党に安倍政権の暴走を止めるストッパーとしての役割を期待します」と語りました。
日本共産党の池内さおり衆院議員は、「立憲主義の回復、戦争法廃止という一致点での野党の協力が必要です。国民連合政府の実現に向け、野党の結束を応援してください」と呼びかけました。