2015年10月9日(金)
週明け承認取り消しへ
新基地問題 翁長知事が会見
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沖縄県の翁長雄志知事は7日、名護市辺野古の米軍新基地建設に伴う埋め立て承認について、「できるだけ早い時期に取り消しをやることになる」と述べ、週明けの13日にも承認を取り消す意向を示しました。県庁で記者団の質問に答えました。
翁長知事は、取り消し処分を受ける沖縄防衛局の主張を聞くために実施した聴聞にかんする調書と報告書の提出を受けたとし、「その内容を踏まえて承認取り消しについて最終判断をする考えだ」と述べました。
取り消し時期について記者団から「連休明け、13日当たりが想定されるのか」と問われ、翁長知事は「間違っても1日ぐらい(のずれになる)。そのように考えてよい」と答えました。
また、翁長知事は、第3次安倍改造内閣について「新辺野古基地が唯一と言わないで、ぜひ私どもの主張に耳を傾けてもらいたい」と語りました。沖縄選出の島尻安伊子参院議員が沖縄北方担当相に就任したことについては、「基地と振興策は別々だ。混同しないでほしい」と注文をつけました。