2015年10月9日(金)
戦争法廃止 新たなうねり
総がかり行動が集会 2000万署名提起
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「必ず安倍政権を倒し、戦争法を廃止する。野党は協力を。今日は新たな決意の場です」―。「総がかり行動実行委員会」が、8日夜に東京都内で開いた集会では、2000万人を目標にした統一署名運動、毎月19日に全国で行動を続けることなど、主催者の訴えに会場が一体となりました。会場のシビックホールを埋めた人は力強い声援と拍手で応えました。
主催者を代表して、高田健さんがマイクを握りました。「戦争法は強行採決されたが、全国の怒りのエネルギーは消えず、むしろ希望が見えているように思えます。引き続きたたかいを続けよう」と呼びかけました。
集会では、戦争法に抗議し続けた学者、弁護士、学生など各界・各層の代表が発言。実行委員会に参加する団体からのリレートークもおこなわれました。
「安保法制に反対する学者の会」の佐藤学さん(学習院大学教授)は「今回の強行採決はクーデターです。断固阻止する必要がある」、日弁連憲法問題対策本部の山岸良太さんは「国会で決まったとしても、憲法違反は憲法違反。立憲主義を日本に取り戻す」と訴えました。
戦争法と国際協力NGOの活動に関わって、日本国際ボランティアセンター(JVC)顧問の熊岡路矢(くまおかみちや)さんが講演しました。
がんばる野党の国会議員も駆けつけ、日本共産党の田村智子参院議員、民主党の福山哲郎参院議員、社民党の吉田忠智党首があいさつしました。