2015年10月7日(水)
「戦争法廃止の国民連合政府」実現へ参院選勝利、党勢拡大の飛躍的前進を
日本共産党が幹部会開く
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日本共産党は6日、党本部で幹部会会議を開き、「『戦争法廃止の国民連合政府』の実現へ 参議院選挙勝利、党勢拡大の飛躍的前進のために全党が立ち上がろう」とよびかける決議を全会一致で採択しました。
冒頭、志位和夫委員長が「『大運動』の成果のうえに、『国民連合政府』の提案を踏まえて、今後のたたかいの方向について方針を打ち出すことが会議の目的です」とあいさつしました。山下芳生書記局長が決議案について報告し、討論しました。
採択された決議は、(1)「国民連合政府」実現へ、参議院選挙で必ず勝利を、(2)「大運動」の教訓を生かし、中断することなく党勢拡大の飛躍的前進を―の二つの柱です。
大きな反響と共感が広がっている「国民連合政府」の「提案」には、(1)国民の思いと期待にこたえ(2)憲法の平和主義、立憲主義、民主主義が破壊される非常事態を打開する――国民的大義があると強調。さまざまな困難を乗り越えて提案を実現する最大の力は、国民の世論と運動であると指摘し、その発展のためにあらゆる努力をつくすことを表明しています。
来年の参院選にむけ、野党間での政治的合意、政権合意、選挙協力の合意を達成するために「真剣かつ誠実に」力をつくすと表明。同時に、日本共産党の躍進をかちとるために全力をあげることをよびかけています。
党勢拡大のとりくみでは、「大運動」の貴重な成果に確信をもちつつ、開始された前進を中断することなく党勢拡大の飛躍的前進をかちとるため、あらゆる知恵と力をつくそうと訴えました。
参院選までに、すべての支部が「二大目標」(党勢倍加と世代的継承)を具体化して新入党員を迎え、すべての地区が毎月、10代、20代の青年・学生と労働者を党に迎えること、一刻も早く「赤旗」読者の前回参院選時を回復・突破することを提起。歴史的激動の時期にふさわしい大志とロマンをもって頑張り抜くことを訴えています。